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画家。人を描くことを主体に活動している。インスタレーションなどのダイナミックな展示から小品まで幅広い展示方法が特徴。主にシンプルな素材で力強い作風で描き上げる。近年では様々な手法で新しい表現に挑戦を行なっている。
人と対峙して描く「1×1プロジェクト」を中心に活動。ギャラリー21+葉 ギャラリイK ギャラリー16 gallery wks.など多数で個展。神戸などを中心にライブペイント活動も行う。
2008 10月12日
三浦和義が死んだ。
人を見る目ってのは難しいもんで、確かにどう見ても怪しい人間に思える。そういう情報一切なしで一対一で対峙したらどう思うだろう。
俺の感覚では彼には直線的な緊張感がない。その歪み方が分厚く実態がすぐ逃げてゆく。この手のタイプで特徴的なのは妙に雄弁だと言うこと。やたらにしゃべるんだよ。直線的緊張感がないことと、それは一致している。人と人が向き合ったとき、まなざしにすべてが出ることがある。こいつは一対一で向かい合ったときどんな目をしていたのか。映像や写真で見た姿じゃなく、生身で向き合ったときどうだったか。
こう言う人間の肖像画を描くとどんなだろう?何かぼんやりとそんなことを考えていた。
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