人をみる

2008 10月12日

三浦和義が死んだ。

人を見る目ってのは難しいもんで、確かにどう見ても怪しい人間に思える。そういう情報一切なしで一対一で対峙したらどう思うだろう。

俺の感覚では彼には直線的な緊張感がない。その歪み方が分厚く実態がすぐ逃げてゆく。この手のタイプで特徴的なのは妙に雄弁だと言うこと。やたらにしゃべるんだよ。直線的緊張感がないことと、それは一致している。人と人が向き合ったとき、まなざしにすべてが出ることがある。こいつは一対一で向かい合ったときどんな目をしていたのか。映像や写真で見た姿じゃなく、生身で向き合ったときどうだったか。

こう言う人間の肖像画を描くとどんなだろう?何かぼんやりとそんなことを考えていた。