分岐点

2007 8月22日

その後その友人とは揉めた。いろんな意味で辛かった。信用していたのに、とお互い違うポイントで思っていたはずだ。奥さんはどう思っているの?と聞いたが大きな御世話だったらしい。最終的にはもうこの話はお互いやめようとなった。

ひょんなことでこの顛末を知ったのは、資産運用のパンフレットがひょっこり出て来たからだ。

会社の名前を検索した。会社は破産、負債は22億。被害者は300人、刑事告訴を目指している。代表は行方不明。バクチや女に使い込んだらしい。まあその程度の奴だろう。資金集めをしていた営業マンに友人らしき名前を示唆する書き込みもあった。

そのパンフを今でも僕がもっていたのは、自分の判断が正しかったかどうか知りたかったからかもしれない。

ちょっと成功した人間で随分親しかった人物が二人いた。その二人とも同じような時期にもめて別れた。親しかっただけに傷は深かったかもしれないけど、今思えばあれが分岐点だったのかもしれない。