右と左

2013 5月28日

近所に猫のいるカフェバーがある。

いつの間に開いたのか不明。夜通ったときに猫がガラス越しに見えて訪れた。なんと猫四匹もいる。中は奇麗なバーだったが店主のママが猫の匂いがしてすいません!といきなり謝る。なんでも猫がいる店なんて!とお客さんにこんこんと説教をされて自信をなくしてるという。猫が動きやすいようにインテリアも改装し、ショーウインドウに猫が見えるように作ったのにそれを全面に主張しないからミスリードする。自信なさそうでびくびくしている。経営者の性格がそのまま店のプレゼンに反映されている。もったいないなあ。

作品作る人でもこの手の人は多い。右寄り、左寄り両方出したりする。これは曖昧な印象を与えるし、自信のなさを露呈する。自分の意見でも生き方でも、右と言う主張をすると左と言う人は必ず出る。右なら右でいくしかない。イメージでこうしたいというのがあっても、現実化するところで問題が生じる。作品でも何でもここが一番の問題になる。ニッチな市場を狙うなら覚悟が必要だ。ここがしっかりしてないのは、ただ好きなことをやってみましたという趣味なだけ。だから自信を持つには続けてゆくことで評価を得るしかない。単純に続けるだけなんとかなると思えば、がんばれるかもしれない。