君が代

2012 3月15日

橋下徹さん。

今までの改革路線に少なくとも共感すべき部分があった。大胆な改革、そのスピードには目を見張るものがある。しかしね。道州制の導入や、首相公選制などなどアメリカをモデルにした民主制度を実現しようとしているかのように思える。でもねこの君が代問題や教育改革はなによ。先刻承知だろうが、小泉の靖国参拝のマネか。あれはでもねギリギリ曖昧だしスタンドプレーだ。橋下の兵隊が君が代を歌ってない人間を監視し告発し始めたのは驚いた。ああいう輩が出て来るのが一番問題で、きな臭い権力性を感じる。

だいたい君が代みたいな問題がある国歌はどっかで変えるべきだったというのが自分の意見だ。ややこしい歴史がくっつきすぐている。まだその生傷がある。だれだって自分たちの国の国家を堂々と歌いたい。しかしそれは強制されるもんではない。俺たちには選ぶ権利がある。公務員には義務がある?へっ、そうかよ。昔の連中は言ってたぞ。今までお国のために死ねと言った教師が戦争が終わった途端に、戦争がはじまったら命をはって止めろといい放った。それを裏切りだと思った少年少女が大勢いた。橋下さんあんたのやってることはそうだよ。俺は国の歌なぞ歌わない、自分の歌、自分たちの歌を歌う。

なあ清志郎。俺たちのために