宣伝部長

 2024年 6月30日 

 実家に帰った時この本を母に見せたところ、これは力作やね!と目を輝かして言ってくれた。それで普通終わる話がここからが違った。
 友人知人に宣伝しまくり始めた。しかも通ってるスポーツクラブや、通ってる八百屋、親戚、通ってる病院の先生にまで、毎日あの人に営業したぞね!と連絡が入る。よく考えたら20年以上大丸の画廊で販売員をしていて、売ってくれる販売員として作家に依頼されて駆り出されていたこともあったのだ。ちょっと強めに押さないかんぞね!という。私の最後の仕事やきね、とせっせとハガキを送ったりしている。
 2月に倒れて入院したので心配していたが、なんか生き生きしているのが伝わってくる。

 そんなわけで、母はわが家の宣伝部長としてがんばってくれている。(笑)