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画家。人を描くことを主体に活動している。インスタレーションなどのダイナミックな展示から小品まで幅広い展示方法が特徴。主にシンプルな素材で力強い作風で描き上げる。近年では様々な手法で新しい表現に挑戦を行なっている。
人と対峙して描く「1×1プロジェクト」を中心に活動。ギャラリー21+葉 ギャラリイK ギャラリー16 gallery wks.など多数で個展。神戸などを中心にライブペイント活動も行う。
2005 8月15日
父親の世代が戦争体験がある世代としては、かろうじてその断片を憶えている程度だけど、体験の凄まじさは驚くし、それをあたりまえのように体験していた感覚にも驚く。
いくら、どんなに道徳的なことを言っても、その悲劇はうまく伝わらない。簡潔に善悪をつけて切れば切る程戦争への欲求は高まる。それに道徳的に抑えれば抑えるほど魅惑的になるのは自然だし。
個人の暴力について考えたことがある。一人の個人的犯罪は悪だけど、それが社会の利益になるとき善になると。ようするに善悪は所属している社会の利害の問題になる。だから世の中が後押しして国のためにめちゃめちゃしていいぞ、というとき思い切り暴れまくる人間がいるのも自然だ。それぐらい僕たちは抑圧されている。そして戦争は国と国の利害の争いだ。
戦争はいけないというのは簡単だけど。
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