戦争反対

2015 8月17日

この時期戦争のドラマが多い。

松嶋菜々子の従軍看護婦の話は見応えがあった。でも堀北真希の夫婦で特攻した話は好きじゃない。同じく満州での話だが、11機程度ソ連兵に突っ込んでも意味はない。その考えが負ける思考回路だ。100万人以上の民間人を組織的に帰国させる責任がある。結局組織も計画もなかったことがはっきりしただけだ。個人で出来ることは、少しでも民間人を助けること、それだけだと思う。無駄に死ぬことはない。

満州では実際に関東軍は民間人をほったらかしで逃げたのが大半だったそうだ。軍の実態は優秀なのは南方や内地に引き抜かれて名ばかりの部隊だったそうで、責めても意味はない。

宮尾登美子の満州時代の話を読んだ。それを見ると満州に行けば、内地の空襲から逃げられるという思いもあったそうだ。また満州に行けば徴兵を避けられるという考えもあったという。それも末期になればそうもいかなくなったのが現実だ。母によると満州にはエリートが送り込まれていたという。満鉄の開発などで建国のために精鋭が行っていたのだろう。しかし叔父によると地区で何人か出してほしいと命令があったとも言う。初期と末期で事情も違ったんだろう。

ふざけるな。人の国を侵略したり、原爆落とされたり、両足吹っ飛んだり、家族犯されたり、冗談じゃないぞ。

戦争反対!誰も殺さないし殺されたくもない。