教える

2012 9月26 日

教えることで最も難しいこと。

それは小手先の技術や方法ではない。意識を変えさせることだ。これは他人が言っても変わらない。受験制度の弊害はあの基準が普遍的だと錯覚すること。社会でも通用すると勘違いすることだ。勘違いすると仕事をすぐ辞める。会社が間違ってる上司がおかしいと言い出す。次の会社ではさらに不利な条件になるので悪循環に陥る。すぐ離婚する奴らも似ている。相手が悪いだけだ、相手を変えるしかない。変えても変わらない、自分の意識が変わってないからだ。

意識を変えるには自分が矢面に立っていたい目に遭わないと自覚しない。だから時間もかかるしすぐには変わらない。いたい目というのは正当な評価にさらされることだ。仕事もそう。異性としての評価もそうだ。モラルを言葉で教えても意味がない。体感するしかない。教育と言うのはそういうきっかけを与えることでしかない。そしてそう言う場は限りなく少ない。それは学校などのぬるいとこではなく、現実の社会にしかない。