明日

2013 4月4日

そういえば絵を描く話。じゃあダヴィンチはどうなんだとかいわれそう。これはまた違う。今の絵描きは写真のコピーをしている。人間の目は正確にそれを写真のコピーだと判別する。写真を描く場合、絵画文法が勝たないと意味がない。ダヴィンチは世界を暴こうとした。人体から世界の構造まで真理を追究した。あの絵の背景にはその思想や洞察からなにから詰め込まれている。もっとも描きたかったのは空気だろう。それは気分ではなく物理的なあの空気。それには油彩が最も適していたようだ。まあ彼は今の絵描きの目も脳も持っていなかった。だから絵が描ける。

そう考えれば今の写実画は、これまた絵ではないと言える。

さて、明日は大事なライブ。

今回は一対三、もしくは四人で一塊になる。そう言う意味では緊張と興奮がある。彼らはどんな音を出すんだろう。

今回は絵描きとしても新しい試みと、今までの進化した形をみせたい。

狙いを絞った。