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画家。人を描くことを主体に活動している。インスタレーションなどのダイナミックな展示から小品まで幅広い展示方法が特徴。主にシンプルな素材で力強い作風で描き上げる。近年では様々な手法で新しい表現に挑戦を行なっている。
人と対峙して描く「1×1プロジェクト」を中心に活動。ギャラリー21+葉 ギャラリイK ギャラリー16 gallery wks.など多数で個展。神戸などを中心にライブペイント活動も行う。
2009 7月31日
音楽寅さん見たら、桑田が政治を批判する歌歌っててね。いまさんなのよ、それが。全然おもしおろくないし。歌詞が画面に出てやっとわかるのもヘンだし。清志郎の真似してんのか?あんたにそういう毒はないよ。歳食っちゃたのかなあ。ちょっと残念。
死んでからがっくしきたのが松田優作。いろいろ私生活の顔がわかるとね。なんか稚拙で暴力的なやつだったみたいで。スクリーンの彼はずっとセンスのいい男だった。最後に宗教家なんか出て来るし。まあ死を前にしてそれも仕方ないかもしれないけど、知りたくはなかったなあ…。
一方死んでから、さすがだなあと思うのが清志郎だ。彼は普段まったく寡黙で歌でしか表現出来ない、理屈なんて言わない男だと思ってた。死後に出た本でいくつかそういう発言が垣間見える。それを読むと、ああ、よくわかってるヤツだったんだな、やっぱすげえな、と思う。宗教も思想もいらねえ、わけだから。「ロックで独立する方法」できちんと理屈もこねている。戒名が忌野清志郎だから!なんせ。神も仏も恐れない男。ただの人間であることを大事にする男。歌を歌うことを一番大切にして来た男。自由な表現、自由な生き方とはなにか、なによりもそれを一番真剣に考えてきた男。
やっぱりそれが清志郎だった。
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