残したもの

2008 3月5日

一人の旅なので、わいわいと楽しくということはなかったが、一週間目くらいから体質にも思考にも変化があった。残す何かを得た。帰国して10日近くたって元に戻ったか考えたが残っているものはあった。まず質が気になるようになった。これがよくわからない。あまりにも違う世界見たからか。それが質に対する関心になるのか?まあわからないけど、自分の作品の資料やカメラや印刷物のクオリティに対する関心が特に強い。次にライフスタイルに対する細かいこだわりや段取りがおおらかに、さらにおおざっぱになった。あんなやつらでもタフに生きてるしな、なんてすぐに思う。韓国でも中国でもメットもかぶっていない連中ばかり。キヨスクではみんな雑誌読んでちんたらしてるし、蘇州は仕事が終わったらすぐに通りで雀卓が広がってた!まあインドネシアもニューヨークも庶民は勤勉じゃないのね、どこも。それから自分の作品にものたらなさを感じた。これは大きい。