海のそば

2010 4月14日

おかげでよく海に行く。

海は日によって違う。透明度、潮の満ち具合、波の調子。見ていて飽きることがない。今回はおにぎりを持ってきた。やっぱりうまかった。潮干狩りの人たちが多い。ウインドサーフィン、ジェットスキーもいる。空を飛行機が横切る。白い軌跡が青い空に線を引いてゆく。

ウインドサーフィンはのんきに見えて結構大変な力が要る。帆が布じゃない、結構分厚い透明なものなので、腕で帆を張るだけで大変そうだ。風をつかまえれば、角度をつけると結構な勢いで波の上を走る。足も踏ん張ってすごい。

高知の海は砂利や岩の浜が多い。 鯨が来るだけあって遠浅じゃない。波が荒く海が深い。荒波でのんきな気分にはならない。あれはあれで大好きだが、ここはのんびりとしている。鵜が懸命に海の中に首を突っ込んでいる。魚が宙に飛びあがる。あれはなんなんだろう。鯨もそうだな。楽しい!って感じなんかな。とにかく生き物の無邪気な姿は掛け値なしに楽しい。猫でも子供でもそうだ。みんないらいらするのは、人の作った世界ばかりでこういう場所をなくしたからだろう。オホーツクの流氷見ながらうつ病になるとかぴんとこない。まあ、 どうでもいいか・・・。(笑)

先日日本画の古典技法の講師と話した。おかげで今の作品の土の解決法が整理できた。木に土、バーナーで焼いたり。最近岡村桂三郎なんて気になる。だれかさんの影響かな。そう思い海を見る。またちょっと顔が焼ける。ふあー。

ウインドサーフィンのショップでビール売ってたな。もってくるまでもない、あそこで飲もう。コルビジェじゃないけど、海を見ながら作るなんていいか。

もっと長い時間海とすごしたい。