行き場のない

2017 5月27日

先日ドラマを見ていたら気になることがあった。

クライシスってやつで、前のボーダーというドラマと同じく金城 一紀と小栗旬の組み合わせだ。平成維新軍とかいう若者のテロの話があった。

なんか昔の大学時代の初期の頃を思い出した。純粋で野心がある若者はそういう線に行きかねない。結局暴力テロには絶対に共感しえないという思いのほうが強かった。だからと言って選挙で世界が変わるとは思えない。だったらどうしたらいいんだ!という行き場のない思いがどこかの誰かもあるだろう。

しかし現実を知らないといけない。

いまだに若い活動家は革命という。資本主義打倒という。現実に革命後の社会主義国家が破たんしたのは歴史が証明した。警官殺めたりビルを爆破しても何も変えられない。革命が成立するのは反勢力に社会主義国家のような大きな後ろ盾があるとき以外にない。ごっこで国は運営できないし転覆など不可能だ。それが現実なんだ。

彼らには言ってあげたい。その方法じゃ無理なんだと。以前もそしてこれからも。辛いだろうがそういう方法じゃあなく、現実世界の中で少しずつ変えてゆくしかないんだと。

ドラマを見ながら複雑な思いでみていた。