連ドラと映画

2006 4月16日

いつからか連続ドラマが時代を素早く反映するようになった。自分で言えば中学生くらいだったからずいぶん長い。最近は映画がドラマの延長だったり、あんパイなものになって独自性が減ったし、時代の反映から外れた気がする。話題になって邦画を観に行くなんてなかなかない。思い出すと「犬神家の一族」「人間の証明」「家族ゲーム」「戦場のメリークリスマス」ずいぶん時間経って「御法度」くらいか。今邦画がヒットしてるらしいけど話題になっているとは違う気がする。2005年のヒット一位が「ポケットモンスター」、二位が「交渉人 真下正義」じゃあ記録に残っても記憶に残らないのはあたりまえだろう。

一方ドラマは「愛という名のもとに」「29歳のクリスマス」いろいろあって最近は「白い巨塔」「華麗なる一族」とか枚挙にいとまがない。で、最近は「ハゲタカ」とかが好きだったけど、今の「わたしたちの教科書」もいい感じだ。フジテレビはやはりセンスがいい。学校問題にこうやって切り込むのはやはり引き込まれる。映画の良さはその投機性にあった。リスクがあるから賭けるものも大きい。数字を稼ぐためにどんな仕組みが出来ているかしらないが、金から逆算した悪しき表現がここにもある。