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画家。人を描くことを主体に活動している。インスタレーションなどのダイナミックな展示から小品まで幅広い展示方法が特徴。主にシンプルな素材で力強い作風で描き上げる。近年では様々な手法で新しい表現に挑戦を行なっている。
人と対峙して描く「1×1プロジェクト」を中心に活動。ギャラリー21+葉 ギャラリイK ギャラリー16 gallery wks.など多数で個展。神戸などを中心にライブペイント活動も行う。
2005 8月26日
擬態って不思議だ。あのアマゾンあたりの昆虫が葉っぱに似せたり、鳥の目玉に似せたりして天敵を欺くあの変なやつだ。
天敵に襲われないように進化 したと言われているけど、そんな対応を脳で行ってるわけじゃない。遺伝子が肉体に指示を与えているわけだ。ということは遺伝子が明確に敵を理解して、欺く具体的な方法を選択して指令を出しているわけだ。別に遺伝子が東大行って勉強したり天敵を資料をもとに調査団作ってるわけじゃない。というか、生物の歴史はそういうもんだけど、じゃあ人間が懸命に脳髄で考えて遺伝子をいじって操作しているのはなに?ということになる。
今まで遺伝子が指令していたわけだけど、それを操作している。それでも目的が違う気もする。僕らが懸命に考えているレベルは十年、二十年単位 だけど、進化は何万年という単位だから。でも彼らはウィルスレべルだと数年単位(もっと早いだろう)で天敵を見抜き、対応する方法をあみ出す。
僕らが懸命に知恵を絞る知性ってのはなんだろう?
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