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画家。人を描くことを主体に活動している。インスタレーションなどのダイナミックな展示から小品まで幅広い展示方法が特徴。主にシンプルな素材で力強い作風で描き上げる。近年では様々な手法で新しい表現に挑戦を行なっている。
人と対峙して描く「1×1プロジェクト」を中心に活動。ギャラリー21+葉 ギャラリイK ギャラリー16 gallery wks.など多数で個展。神戸などを中心にライブペイント活動も行う。
2005 11月10日
CMでジョンとヨーコの映像が流れている。ちょっとなぜかそれを見たときにヨーコに対する印象が自分の中で変わっていることに気づいた。
70くらいの歳だというのに凛としたその姿にうたれたのはなぜか。その歳くらいになると納得させるなにかがあるのか。まあとにかく世界のジョンレノンをのんだその器はすごいものがある。ジョンは確かにヨーコにのまれた。そのことに皆がショックを受け憤った。世界を手玉に取ってシニカルなジョークとそのカリスマ性で駆け抜けた男が一人の日本人の女にのまれたから。
ヨーコは前衛芸術家だからビートルズなんかしったこっちゃない、たたかれようが何しようが前へ出て行った。音楽がどうとか関係なかったんだろう。
音楽的にジョンレノンがある種の革新性や冒険を捨てたのは、政治的な運動が前面に出たからだ。それは残念なことだったけれど「ストロベリーフィールズ」が作れなくなった代わりに「マザー」や「ウーマン」が生まれた。そこには人間的な真実の吐露と成熟が垣間見える。そしてどちらも女性に対する歌だ。
ヨーコにのまれたジョンは幸せだったんだろう。僕らがどういおうとも。
そしてジョンレノンをのみこんだオノヨーコもすごい人物だろう。
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