欲と道具

2021年 12月24日

アダルトビデオの世界を初めて見た。

もちろんAVはふつうに見てましたよ。しかし産業として初めて見た。500億市場とかすごいんだな。一説によると年間三千人のAV女優がデビューし、延べ人数20万人が出演してるとか、、、。(2011年時点wikipediaより)そりゃこんな市場支えるにはそのくらいの出演者いるだろうが、ちょっと信じがたい人数だ。いつのまにこんな世界ができたんだろう。レンタルビデオの普及とともに一気に広まったことは覚えている。その前はこそこそエロ本をみるくらいで。当時はけだるいおばさんしか掲載されてなかった。18歳になったらにっかつロマンポルノにいくのが夢だったからね。それが若い美人が映像に溢れ始めて、さらに安価なビデオデッキの普及で一気に変わっていった。

今はFC2のように海外のサイトに登録して、素人がそういうビデオを撮影して販売をはじめている。撮影機器が高性能で安価になったことと、ネットが個人の発信を可能にし、さらにビデオテープやDVDというソフトも不要になったたからだ。これはけっこうすごいことだ。これは音楽、映画、すべてのメディアの内容にまで変革させる出来事だ。人口の少なくなる国内市場に見切りをつける作品が増えるんじゃないか?

人の欲望は変わらないが、ついていけない勢いで入れ物と見せる先が変わってゆく。