優しさ

2020 5月20日

急激に感染者が減り始めた。

実態はわからないが素直にホッとした。自分でも殺気だったり、考えすぎたり、弱い部分もいっぱいあって、イヤになることも多かった。傷つけたり、傷つけられたり、不安を抱えて。いい歳こいてるけど、達観なんてできなかった。俺もたいしたもんじゃねえな、なんて思ったり。ジタバタして、ぶざまだった。これ以上続くと神経が持たないので、一時的にせよ落ち着いたのはうれしい。

奥さんも会社の厳しい管理で神経すり減らしていて、ここ数日体調を崩している。コロナではないようだが心配だった。

そんなときにドラマの「仁」を観て本当に良かった。いつまで生きるかではなく、短くてもいかに生きるか。懸命に燃焼できるか。

また感染が増えればうろたえるし、不安になるだろう。それでもこういったことを突きつめて考えたことは貴重だと思うことにした。イヤんなることも多かったけど、人の優しさにも多く触れることもできた。

明日はもっといい日になるだろう。