危機感

2020 3月19日

最初の頃とは違ってきた。

個展延期を決めた2月末あたりは少しグチを言っていたので、奧さんには叱責されたりした。しかし事態が悪化し始めたあたりから、自分が戦闘モードになった。夫婦で感染して共倒れすると生活もままならなくなるし、高齢の母がいる実家に帰るわけにもいかないし、展覧会、仕事すべてに被害が生じる。そんなことを思い巡らせているとグチも一切なくなりただ真剣な表情を浮かべている。もちろん夫婦で話し合いもしたが結論などでない。そんな状況を察して奧さんは緊張を緩和するために、なるだけほがらかな感じで接してくれるので助かる。

まず家族を守らないといけないと思うのは、みんなそうだろう。実家にもしょっちゅう連絡している。高知は感染者が止まっているので少し安心しているようだが、ここ兵庫、大阪で急増しているので、危機感がある。やはり皆が移動する明日からの連休、五月の連休あたりがポイントだろう。そこで緊急事態宣言が出ればいろいろな問題が出る。そうこう言っているうちに大阪府知事が移動自粛を呼びかけた。

今年は高知には連休は帰省しないつもりだ。