2019 8月29日

やっと本読めた。

「家康江戸を建てる」母がNHKのドラマで評価していたので、原作を読みたかった。家康が秀吉に左遷されて江戸の湿地帯を改造し、世界的な都市に作り上げる物語だ。東京湾に流れていた利根川を迂回させて太平洋まで土木工事をしたり、小判という貨幣を流通させる基盤を作ったり、飲み水を都市に運んだり、それは壮大な土木事業の物語だ。今東京があるのも家康のおかげだ。司馬遼太郎も描かなかった歴史の壮大な土木に着目した良書だ。

「フェルメール原寸美術館」これは先日直に観たフェルメールの描き方を復習するため。

「光秀の定理」光秀に関心があるから読んだが、さっぱりダメ。

「闇の国々」海外マンガBDの傑作。なにからなにまで日本人には描けない!

これから石原莞爾や満州事変やあの頃について読みたい本も多い。石原の「最終戦争論」は途中まで読んだ。あの時代がよくわかる。石原の評価は難しいが満州事変を起こしたり劇薬でもある。まあそれだけでいい印象はないが、一応彼の思想を拝見してみる。しかし調べれば調べるほど、あの戦争は優秀な一個人で抗い止めることができなかっただろうという絶望的な気分になる。

もう二度とああいったことは起こすべきではない、、。