ネット

2019 8月31日

テレビも新聞も見ない、ネットしか見ない人と話すと。

情報に偏りがある。変な噂を真に受けて真実だと思い込んでいる。先日のネットで別の人が犯人にされていたとかいうこともそうだ。責任がないので平気でデタラメを拡散する。まるでラジオしかない時代に逆行したようだ。デマばかり拡散して不安が偏見やリンチを生んでいる。

ネットの出始めの頃はすごく期待して、海外とのやりとりもよくやってた。まだ課金制でADSLもない頃だ。しかし美術はやはり生身が勝負で画像だけでは限界がある。出始めの頃はこれで全部できるだろ!とか錯覚してたよ俺も。全然違った。ネットの情報というのは知れてる。現実の出会った中での生身の情報と比較にならない。自分の中ではそれが余計に際立って来た。出始めの頃は情報ツールとして革命的なものができたと思っていた。もちろん今はなくては困ることも多いが、弊害の方も増えたのはテレビの黎明期と同じなんだろうか。

いいこともあるんですけどね、うまく使えば。

時間が経てば、なんらかの秩序が生まれるんだろうか。