宇宙の旅

2018 10月29日

人類の進化のドキュメントだとわかってから映画を観ると大変わかりやすかった。

解説も削除したのは、純粋に「体験」してほしかったからだ。そういう意味では従来の映画とは違うし、これからの映画とも違う。この映画だけだ。月面に人類が着陸する前に作ったこの映画は、「視覚」で圧倒した。それが長年継続して語られ観られる要因だ。その根幹には見ていない、見られない現実、真実を探求しようという尋常ならないキューブリックの欲求がある。普通はこんな特異な題材を大手メジャーで大金をかけて作ることは勇気がいるどころではないし、許可も降りない。実際にMGMは倒産した。しかし結果的にこの映画は制作費の何倍のも収益も上げた。それでもこんな説明のない映画を押し通すことは尋常の神経ではない。

それは真の芸術家の仕事だ。