セッション

2015 9月30日

安保デモの流れが反原発にながれこんだとか。

学生デモの主催者が脅迫されたと思えば、中核派が仲間を総括して監禁、屋上から転落させたとか。しかもこの連中二十代だ。まだこんなことやってるの?ええ?

イヤな感じだ。

さて、映画を観た。セッション。もう最高なので報告したい。名門音楽大学でのスパルタ教官と生徒の話だ。筋はシンプルだがとにかく人間の迫力とドラムの迫力に圧倒された。すごい。とにかくすごい。恐怖のスパルタと極端な音楽的シゴキ。専門家の枝葉末節な突っ込みは、もちろんアメリカでもあったらしいが、そんな専門家にわかるもんはくだらない授業の教材でしかない。速く叩けばいいってもんじゃないとか、グルーブがどうたらとか、ほんと間抜けなこと言う。分かった上でやってるの!映画はおもしろいかおもしろくないかそれだけ。この映画はおもしろい!監督が実際に音楽を学んで経験したことから作った映画。自分も絵の世界でああいう時代もあったのを思い出した。

この映画は楽器のセッションではなく人と人の魂のセッションだった!