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画家。人を描くことを主体に活動している。インスタレーションなどのダイナミックな展示から小品まで幅広い展示方法が特徴。主にシンプルな素材で力強い作風で描き上げる。近年では様々な手法で新しい表現に挑戦を行なっている。
人と対峙して描く「1×1プロジェクト」を中心に活動。ギャラリー21+葉 ギャラリイK ギャラリー16 gallery wks.など多数で個展。神戸などを中心にライブペイント活動も行う。
2015 5月21日
早川義夫。
めったに聞かないNHKFM聞いていて、もう局を変えようと思った瞬間だった。とにかく聞いてください。とDJは言った。これはインパクトが強い作品じゃないのかと思いそのまま聞いた。それが早川義夫の曲だった。
フォークなタイトルとは裏腹に、えぐり出すような曲と歌だった。「何も見えないのは 伝えるものがないからで わざとらしく感じるのは かっこうをつけたいから 」そう歌う言葉はまさにかっこうをつけずに直撃した。
DJの劇作家長塚 圭史 は語る。この圧倒的敗北感。貧乏。青春の時期に彼を聞いて衝撃を受けた。彼の作品はそこに人がいるような、曲の中ですれ違うような錯覚を憶える。いちいちそれを聞いて頷いた。早川義夫。名前は知っていたが、牧歌的な人だと勝手に思っていた。「かっこいいことはなんてかっこ悪いんだろう」そんなアルバムのタイトル。長塚の言うように、もう戻って来れないんじゃないかという恐さ。安易に聞き過ごすことができない。
これはパンクだ。
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