串揚げ屋

2015 2月8日

いきつけの串揚げ屋で隣のオヤジが店のおばさんにつぶやいていた。

あの子どもを殺した近所の男。いかれた痴呆みたいな感じで。ああいうのはどっかに入れてたほうがいいんじゃないか。おばさんは言う。まあでも親の気持ちになればねえ、、、。もうあそこには住めないねえ。最近子どもが死ぬ事件多いね、とおっさん。戦場で死んだ後藤さんと子どもの命も同じ命だ、、。

120円のこんにゃく揚げを注文しながら、カウンターで肩も触れんばかりに並んだオヤジの煙草の煙が鼻に香る。この店ではなるべくしゃべらずに串揚げと酒を楽しむことにしている。やっかいなおっさんも多いが、静かに飲む女子一人もたまにいるし、雑然として余計に静かに飲めるのでほっとする。嫌なニュースが多い。 ただ充実した瞬間も個人的にはある。紅生姜揚げがうまくて舌にしみてくる。