時代

2015 1月13日

フランスはえらいことになってる。イスラム風刺画掲載した新聞社を銃撃だ。ヨーロッパ中えらいことだ。

かと思えば紅白の桑田のチョビひげがどうの、勲章がどうの。ヘイトスピーチがどうたら、、、。妙に不穏な空気が流れ始めてやな感じだ。毎度こういう空気は時代ごとにあっただろうが、俺たち庶民は戸惑い警戒するだけだ。

大学に入ったときに背伸びして政治の議論なんざして、急速に様々なことを学んだ。いろんな主義主張があり、歴史がある。若さは正義を主張しやすい。しかしその正義はいとも簡単に暴力という手段に訴え悪に変わる。みんな自分たちが正しいと思ってる。訳知り顔でテレビでコメントする連中も嘘ばかりだ。正論ほざいてもなんにも変わりはしない。

「愛のコリーダ」で愛と性に溺れる主人公の男が、整然と勇ましく歩く軍隊の行進を横目に、肩をすぼめて反対に歩いてゆく。怒ってるわけでもない、しかし。

いまその姿をぼんやりと思い出している。