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画家。人を描くことを主体に活動している。インスタレーションなどのダイナミックな展示から小品まで幅広い展示方法が特徴。主にシンプルな素材で力強い作風で描き上げる。近年では様々な手法で新しい表現に挑戦を行なっている。
人と対峙して描く「1×1プロジェクト」を中心に活動。ギャラリー21+葉 ギャラリイK ギャラリー16 gallery wks.など多数で個展。神戸などを中心にライブペイント活動も行う。
2014 9月30日
最近久しぶりのドラマを借りて我が家では観ている。
「愛という名のもとに」を借りた。就職して3年たった大学生時代のサークルの仲間同士の群像劇だ。あの時代のあの年代の空気をわしづかみにして、今みても新鮮だった。特に美大だったので江口みたいな役の奴がごろごろしてたわけだが、自分は誰かに重ね合わせたり共感を持って今も見れる。当時はものすごく話題でみんな観ていた。ああいう仲間が俺たちもいたな、なんて思った。もうバラバラになった。大きなケンカで。だから感傷なしには少し見れない。
しかしこの役者たちも今も活躍してるのは江口と唐沢、まあ保奈美は結婚したとしてもこの二人だけなのは役を地でいってるようだ。モデル役の子も消えたし、チョロの中野はVシネに出てるくらい。役人の男もどうしてるやら。洞口依子はこのドラマで子供が産めなくなる!中絶どうのこうのと妊娠した役をやってたが本人が子宮がんになってしまった。そしてチョロをパワハラしてたあの上司役の加藤さん、自殺していた。チョロじゃなく現実は上司が自殺するという顛末だ。
このドラマは痛みなくして見れないが、仲間や希望を描いている。大人になりはじめの青春の葛藤をリアリティを持って。それは今みても惹き付けられるものがある。
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