てっちゃん

2013 6月3日

小学校の同級生山本哲也くんを

彼の半生もなかなか興味深いし激しいものだった。人は見かけによる。年輪が人はにじみ出るようだ。なぜだかそういう話も不思議に思えなかった。小学生の頃からそういう雰囲気を持っていたといえる。彼の人生もしみじみ歴史があると感じたな。

今まで人を描いて来たけど、やはり今第一線の中年が面白い。若い奴もある意味おもしろし、老年の方は重さがあるけれど、やはり中年だ。(笑)今回は技法的にも墨もグレーの階調を生かした正岡さんとは異なって、土を利用した。墨はコントロールが本当に難しくて、似せた上に味をして絵のおもしろみも出すのが至難の業だった。クレヨン系の顔料で描くとかなりコントロールできる。その善し悪しはあるが、幅は広がったのは確かだ。