このサイトについて
画家。人を描くことを主体に活動している。インスタレーションなどのダイナミックな展示から小品まで幅広い展示方法が特徴。主にシンプルな素材で力強い作風で描き上げる。近年では様々な手法で新しい表現に挑戦を行なっている。
人と対峙して描く「1×1プロジェクト」を中心に活動。ギャラリー21+葉 ギャラリイK ギャラリー16 gallery wks.など多数で個展。神戸などを中心にライブペイント活動も行う。
2013 4月21日
ライブの映像
。
今回はドラムの方と初めてやらして頂いてピッタり来たと思う。映像にもそれが出てる。楽器の幅が出て迫力が出たと思う。
ライブでは最初は線の構成で表現していたが、建築を描く、人間を描くという方法論に変化した。建築は線が生かされるモチーフとして選んだ。人間は今まで描いて来たモチーフとして選んだ。どちらにも難点と長所がある。線や建築は音に従属する感じが強い。全体にライブ的には調和するが見た目にパターン化する弱点もある。人間は映像的になって絵的な種類は増えるが、絵を完成することが先に立ってライブの高揚感とズレる。今回は両方やることにした。人から抽象、そして別の具象物。抽象表現も学習してバリエーションを加えた。しかも三つの楽器別に構成した。全体の八割は抽象的なモチーフで構成したのは、楽器が多すぎて具体的な対象を描くとズレるリスクがあるからだ。
結果的には具象画を描けなくなる。音楽に線がシンクロすると楽器のようになり、形をコントロール出来なくなる。だからここでは載せていない。絵の完成度にこだわるとライブ感が死んでしまうので、それも仕方がないことだ。まあまた検証して進化したいと思う。
お客さんの反応が答えなので結果がすぐ分かるシビアな世界だ。まあ興奮させると最高だし、あの高揚感はまあない。まあたまにやらせて頂きますよ。
一覧へ戻る