ライブ

2013 4月21日

ライブの映像

今回はドラムの方と初めてやらして頂いてピッタり来たと思う。映像にもそれが出てる。楽器の幅が出て迫力が出たと思う。

ライブでは最初は線の構成で表現していたが、建築を描く、人間を描くという方法論に変化した。建築は線が生かされるモチーフとして選んだ。人間は今まで描いて来たモチーフとして選んだ。どちらにも難点と長所がある。線や建築は音に従属する感じが強い。全体にライブ的には調和するが見た目にパターン化する弱点もある。人間は映像的になって絵的な種類は増えるが、絵を完成することが先に立ってライブの高揚感とズレる。今回は両方やることにした。人から抽象、そして別の具象物。抽象表現も学習してバリエーションを加えた。しかも三つの楽器別に構成した。全体の八割は抽象的なモチーフで構成したのは、楽器が多すぎて具体的な対象を描くとズレるリスクがあるからだ。

結果的には具象画を描けなくなる。音楽に線がシンクロすると楽器のようになり、形をコントロール出来なくなる。だからここでは載せていない。絵の完成度にこだわるとライブ感が死んでしまうので、それも仕方がないことだ。まあまた検証して進化したいと思う。

お客さんの反応が答えなので結果がすぐ分かるシビアな世界だ。まあ興奮させると最高だし、あの高揚感はまあない。まあたまにやらせて頂きますよ。