池上隆一

2013 2月8日

叔父の

以前から挑戦していたがほぼ三度目のトライでものに出来た。その前にもインタビューを行ったが今回はもっと語って頂いた。わが親戚の長でもあり、池上家を中心とした一族の要になる彼を捉えることは重要なことだった。安岡家の安岡美佐さんと、池上さんを捉えることはこの企画の中で最重要事項の一つだった。感慨深い。

今まで恐る恐る接近するという姿勢だった。小さい頃から怖いイメージがあったからだ。しかし少しは若い頃の叔父の人となりが理解出来た。それは今までにない感触で血が通い合った瞬間があった。

本当はもっと劇的なドラマがあった。しかしそれはあえて伏せておこう。それが絵画と言う結晶に実ればいい。

それにしてもやりがいのある仕事だった。