親子

2013 2月25日

とんびというドラマをやっていて。

これが泣ける親子愛のまっとうなドラマだ。うちにこどもはいないが、親は俺のことどう思っていたかなあ、と思った。高知を飛び出し東京で一人暮らしを始めて、電話も引かずほとんど連絡もしなかった。親も訪ねても来なかった。こっちは大学も受かってない予備校生、今のことで頭がいっぱいで望郷にかられる暇は一切なかった。

大学に受かって東京から高知に自転車で帰るときには、さすがに心配して出発する直前に母から電話あった。どこかの民宿にはオヤジから電話が入った。

交通事故であんな事故にあって、今思えば本当に心配だったんだろうな。母は気丈だったけど、思えば迷惑ばかりかけて来た。

この前電話したら、あと五年生きれば十分やから、と言った。74になったばかりだ。

少しぐらい親孝行したいなあ。