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画家。人を描くことを主体に活動している。インスタレーションなどのダイナミックな展示から小品まで幅広い展示方法が特徴。主にシンプルな素材で力強い作風で描き上げる。近年では様々な手法で新しい表現に挑戦を行なっている。
人と対峙して描く「1×1プロジェクト」を中心に活動。ギャラリー21+葉 ギャラリイK ギャラリー16 gallery wks.など多数で個展。神戸などを中心にライブペイント活動も行う。
2013 1月29日
抽象画はもう古い。ミニマルミュージックが古いように、形になってしまった。
具体的なものほど危険なものはない。ライブペイントも型がある。それが嫌なわけ。ただ形だけだと映像的になるので絵画言語を重ねることを試みたのが今回のやり方だ。絵画言語が抽象に見えるかもしれないが、具象と重ねたりすることで見え方が変わる。抽象が生きる。即興だけだと限界があってそれも形になってしまう。具体的になれば多様性が出る。しかし本質は何を伝えたいかがないとただの線で終わる。抽象も具象もない。
ライブではバリバリ描く臨場感が大事なる。お客さんの反応がダイレクトに変わる。それは普段のアトリエにはない興奮と厳しさがある。まあでも手応えがある。自分でもはっとする瞬間がある。
いつもやるまでしんどいんですよ。やめたいなあと思うことも多い。検証を繰り返し、素材集め、決定、修正、テストで描く、修正を繰り返すんで。 しかしそうしないとおざなりなライブの繰り返しになってただの仕事になる。やるからには自分にも見る側にも何かを残したい。
ただの仕事でもお芸術な遊びにもしたくはない。
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