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画家。人を描くことを主体に活動している。インスタレーションなどのダイナミックな展示から小品まで幅広い展示方法が特徴。主にシンプルな素材で力強い作風で描き上げる。近年では様々な手法で新しい表現に挑戦を行なっている。
人と対峙して描く「1×1プロジェクト」を中心に活動。ギャラリー21+葉 ギャラリイK ギャラリー16 gallery wks.など多数で個展。神戸などを中心にライブペイント活動も行う。
2012 5月8日
一瞬高知に帰省。
今回は一瞬なので、友人にもほとんど会わず、家族だけ。しかし家族は女だらけ。これがまいる。正論ばかりぶつわけ。針のむしろ。たまらん。女性ってのはこういうこういうくせに女の言いなりになる男嫌う。この手の話は片耳で聞き流すのが一番か。
それはいいが、男に会いたくなった。隣の池上のオヤジに会った。一体一。女どもはあわんでえいわと、わーわー言う。わがままな人で一人が好きでおるからえいわ、という。それでも俺は男に会いたい。83でいろいろガンにも苛まれているが生き抜いているし、頭はクリアだ。奥さんに先立たれてもヘルパーも雇わない。この人は昔から恐かった。教師と言うのもあるし威厳も迫力もある。背もあって声も太い面構えもいい男である。おまけに共産党員だ。戦時中の話を聞いた。帰ってから妻には「男に会いたかったし、恐い人に会いたかった。恐いと思う男が少ない。親戚にヘナヘナした男は多い。俺にはああいう人に会うのが貴重だ」そう言った。内容はどうでもいい。俺はこの人に会って緊張したかった。
恐い男ってのは貴重だよ。
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