あつくるしい

2012 3月22日

新聞記者のゆうせいがニューヨークからときどき電話がある。

東京時代より多い。まあ寂しいんだろうが、ストレスでタバコの量が増えたとか言う割には遊びまくっている気がする。元気だ。ニューヨークは高知に似いちゅうぞ!朝から酒を飲みゆう。どんな理屈だ?日本の女はブスばかりよ、韓国とか南米の女はえいにゃあ!どこにいっても高知の匂いをプンプンさせて痛快だなあいつは。コロンビア大学で会社の特待生?で派遣された。まあ箔(はく)つけて帰って来いって感じだろうが、奴はコロンビアだろうがプエルトリコだろうが関係なく、コロンビア大学卒業、駒沢大学卒業よりバンカラ不良学校、高知高校卒業なことを誇りに思っているようだ。

ライブで隣にいるバンドマンを見ると、きゃしゃな連中が多い。ゆずを百倍水増ししたような連中ばかりだ。女のシンガーもいるが、キーボード片手にか弱い歌を歌ってる。バンドがいてもどこにいるかわからんくらいの音量でねえ。このまえラップがいたのが変わり種か。けどしょぼい。か弱い。ローをハイにするのは至難の業で、若い男のテンションの低さは会社にいようが学校の生徒だろうが同じ。あんたみたいな男はいないのよ!と言われたが、知ったこっちゃないし、俺には関係ない。ああ、ニューヨークにいるぞ、暑苦しいのが。(笑)そんなわけで派手な荻野とかとからむのは面白いし、キングクリムゾンかけてやると熱くなる。キングクリムゾンは知的で凶暴なんだよな。熱いけどどっかクールでドロドロしてるかと思えばズバッと切るところもある。壊れそうで美的で。若い頃の俺の作品に似てるとこあるんですよ。