勉強

2011 9月30日

学校の勉強ってのもやっかいだ。

結局あれは普通に授業受けて挑むと平均点くらいしかとれない。授業の成績上げたり難しい受験に受かるには、徹底して受かり方、方法を合理的に憶えるしかない。だから塾に行く。学校で偏った方法論を教えることが出来ないのでああなる。まあ学校も人気商売っていう面があるから現実そうでもないか。でも今はネットの時代なので塾に代わる方法もあるかもしれない。そうなると頭がいいかどうかという基準じゃなくなる。知的好奇心はかえって目的の邪魔になったりする。割り切ってそういうもんだと判断するしかない。いきなり高卒に高度な研究やらせる場があるわけじゃない。実は美大の受験でも同じで実技の方法もかなりシステム化されていて、受かり方のようなものがある。それが結果いい作品作るわけじゃないが、車の免許のようなもので割り切って通過するしかない。大学行くメリットは確かにあるからだ。受けるからには合格しないと意味はない。でも頭や才能の基準とは言えない。

まあ実技の受験を通じて切磋琢磨した人間関係のほうが重要だったかなあ。スポーツでも人間関係を学ぶし、一人で勉強だけしましたじゃああまり成長しない。10代で勉強に偏向して人間関係をおろそかにする奴はその後もそういう人生を送るので、七割勉強したら三割は人との関係を大事にする奴じゃないと、大学行ったらいきなり人間関係が良くなったなんてのはそうそうない。勉強しかしてません、ってのは余力がない、かえって頭が悪いんじゃないかと思うけど。まあいいか。(笑)それより専門性がある仕事以外は、高校出てすぐに現場に出て働いたほうがいいんじゃないかと思うね。それが本来の姿かもしれないし、そういう時代になって来た。