庶民たちの戦争

2011 8月30日

野田首相か。小沢ロボ、海江田よりましかな。泣くし。前原はもめて辞めそうだし。

お盆でNHK観てたら戦争の特集をやっていた。横で嫁さんが観ていて、次の日もいやな感じで残った、と言う。もっと東条が悪い人と教わったけど、今と全然変わらんね。そうなんだな。結局責任者がどんどん逃げて、イエスマンで無能な東条に丸投げ、まとめきれんまま放置、どいつもこいつも結論を先延ばしにしてどんどん泥沼にはまっただけの戦争だった。いや戦争と言えるのか?こんないい加減な連中が自分が殺されるのを恐れて、多くの名もない人を犠牲にしたかとおもうと無責任で本当に腹が立つ。でもどうかな、庶民もまた調子に乗っていたようだ。当時の特攻の生き残りは言う。「開戦前の雰囲気を僕は憶えています。世を挙げて戦争をやるべきだと盛り上がっていた。ごく普通の人たちがアメリカをやっつけろと言ってたんです。真珠湾攻撃のときはまさに拍手喝采でした」

今までも大岡昇平の戦記や水木しげるの体験漫画など、庶民の側の戦争を見た。また違う内容が「昭和二十年夏、僕は兵士だった」だ。特に印象に残ったのは二人だった。