ロックンロール

2011 6月1 日

桑田佳祐はサザンの初期の頃が最高だってけど、そりゃ本人も先刻承知、わかって活動休止にしたんだろう。ガンのあとのソロアルバムを楽しみして聞いた。最初は地味な印象だった。音がスタジオっぽくて、打ち込むのにおいもするし、こんなもんかと思ったが、聞けば味わい深い。歌詞がけっこう来る曲多いねえ。昭和の歌謡曲のにおいがしてヒット出す人このひとくらいだもの。美輪さんも同じで、昭和!なんだな。

そういや斉藤和義が原発反対ソング流出で騒ぎになったけど、友人に渡してそれがもれたとか、、、え~根性ねえなあ。まあ他に誰もいないからまだよくやったか。俳優の山本太郎は抗議して事務所辞めたか。ひとりくらいそんな奴がいてもおかしかないわな。あんだけタレント、歌手がいて。そう思うと死んだ忌野清志郎はすごい。東芝EMIと本気で喧嘩して、原発反対の「カバーズ」出したから。普段はロックとか抜かしてるくせに、東芝EMIなんだ!と。結局そのためにRCも解散しタイマーズ作って、事務所独立して、インディーズで出したり、その後も「君が代」ロック版とかいろいろやらかしてた。ただの騒動屋とか思うかもしれない。原発反対なんて子供だよ、というかもしれない。けど、ロックはまさにこどもの目線なんだよ。こどもがみて「おかしいよ!」とか「楽しい!」とかストレートに伝えることがロックなんだ。複雑な意味や関係を問わないんだ。間違ってようがなんだろうが最初に思ったことを伝える、それがロックンロールなんだよ!