熱と力

2011 4月18 日

絵描きの荒木とデモにいった。僕が地震二日後にチャリティライブに参加したことに驚き、興奮して電話をもらったことがある。もうなんかやったんすか!ということだったらしい。いま彼はgallery wks.で個展をやっているが帰りにデモに行きます、というので、俺もいくわ!となった。(彼らしいユニークな魅力の作品が4/23まで

)前に取材したときより切迫して熱もあり、人数も三千人ほどいただろうか。中之島から道頓堀むこうまで練り歩いた。新潟や東京、札幌や富山でも広がっているらしい。反原発、原発反対という単純なスローガンが正しいわけではない。しかしスローガンは単純でなくてはいけない。恐いけど原発をなくしてもこまる、どうとも言えないとかスローガンになるわけがない。こういうときは割り切る。路上に人が出る、多くの群衆が集めると言うのは、意味がどうとか以前に危険で熱がある。自分が興味があるのは、人間の熱と力と行為であり、そして人間個人の強い意志だ。