人間の希望

2011 4月19 日

よく聞くのは、ゆとり世代だから、とかいう話だ。

あれ嫌いなんですよ。あんまり先入観もって世代を語らん方がいいと思う。あきらかに傾向はあるけれど、その世代は親や前の世代の強い影響を受けて成立してるので、自分たちをも責めていると言う自覚を持たなければならない。飼いならせる人間を自分たちで作ったくせに都合のいいときだけ元気がないなどとぬかすな。別に若い世代だけじゃない。東電のアホどもや政府のボケどもが若い世代を責められるとは思えない。あなたたちは若い老人として生き、今まさに本物の老人として目の前の危機に直面している。それを若い世代は直視している。こいつらじゃ駄目なんだ、こんな連中の言うことを聞いていても殺されるだけだ。なんだ戦争のときとなんにも変わりゃしない。思えば官僚になるような人間ばかりこの国は育てて来た。仕組みが安定しているときはそれでもよかった。しかしそれはただの機械ってことだ。政治家は機械じゃだめなんだ。機械を使い人を動かす、まさに人間の仕事だから。それは政治家だけじゃない、みなそうでなければいけない。難しいことは機械に聞けばいいだけの話だから、人間は頭の善し悪しではない。人間は人格がすべてだ。人格は育てないといけないし、育てることができる。それは機械にはできないことだし、まさにそこが人間の希望でもある。