ただの男

2011 2月14日

まだ相撲の八百長問題か。結局巡業でお仲間たちがぐるぐるやってるわけだから、なあなあになる。ボクシングとは違うし、サッカーの国際試合とも違う。つまり村の中でやってるわけで、外部との衝突じゃあない。これって仕組みの問題だから八百長をなくすと相撲も消える。てきとーなとこで幕引きした方がちょうどいいでないかな?

マスコミってのは新聞も含めいい加減なもんで、売れるから書くんだな。別に真実を報道してるわけでもない。不安をあおったり問題提起ばかりなのは売れるからなわけだ。なんでこんなこと言うかと言うと、清志郎が例の君が代をロックでやらかしたとき、本音を言うと取り上げないと言う話が合った。受けると思ったから、と本音を言っても結局「社会に提案したかった」とか言わないと引き下がらない。もうすでにそういう答えしか求めてないらしいのがわかったらしい。戦争中に戦意高揚する文章を新聞が書いたのは売れるから。単純明快。報道はそういうもんだから適当に酒でも飲みながら読むとちょうどいい。毛色の違う娯楽もんだ。アサヒ芸能とそんなに大差はない。

そういや安藤忠雄は好きなんだが、朝日新聞で読んだインタビューで「今の若者は覇気がない」とかいう話には同意出来ない。それを言ったところで覇気が出るかと言えば余計に萎縮するだけだと考える。こういう話は言われ続けて来たからだ。耳にたこ。老人になって今の老人は図々しい、とか若い奴に言われてもムカつくだけ。俺は老人とか中年なんて名前じゃないよ。ただの千光士誠だ。