このサイトについて
画家。人を描くことを主体に活動している。インスタレーションなどのダイナミックな展示から小品まで幅広い展示方法が特徴。主にシンプルな素材で力強い作風で描き上げる。近年では様々な手法で新しい表現に挑戦を行なっている。
人と対峙して描く「1×1プロジェクト」を中心に活動。ギャラリー21+葉 ギャラリイK ギャラリー16 gallery wks.など多数で個展。神戸などを中心にライブペイント活動も行う。
2011 1月8日
いやあ、田舎で海ぞいのカフェにいったんですよ。手結(てい)の浜に。
海がきれいでメシ食うにはいいな、と嫁さんと一緒に。で、出てきたパスタがいまいち。うーん、これは素人の味やね。という話になった。まずこの麺の太さからいまいち。神戸でランチ食べそめてるのもあるが、これはなあという感じになった。そこにおいてある雑誌もおしゃれな市場みたいな感じで高知の市が出ていて、こんな感じやないね、という。雑誌の中にはおしゃれなナチュラルライフみたいに田舎が出ている。嫁さん、こうやって実際田舎でこんな雑誌みてもピンとこないね、という。都会で見ると違うのに。おもしろいこという。まあみようみまねやろうし、お客さんもそんなに要求してないやろ。けっこう客もいる。うーん。けど景色いいから料理がいいと最高やけどねえ。家に帰って母に聞くと、あそこは料理がまずい!有名よね、という。(笑)エー、要求してるやないか。
都会生活が長くなった。甲子園は微妙だが都市圏ではある。田舎のナチュラルライフ、都市から見た田舎はしょせん作った世界だ。雑誌、つまり頭の中の田舎。もともと田舎もんが言ってるから間違いない。田舎がそれにあわせようとしてあわせられない。現実の田舎がずどんとある。派手な看板が国道沿いに立っている。チープなお店もちらほらある。若い世代は都市が憧れるお店を作ろうとしている。料理がまずいのは分かりやすい例だ。頭に体がついていってない状態だろう。ああ、俺も少しそういう傾向に犯されてたなあ、なんて思う。
結局なんもない海岸が好きです。
一覧へ戻る