イナカ

2011 1月8日

いやあ、田舎で海ぞいのカフェにいったんですよ。手結(てい)の浜に。

海がきれいでメシ食うにはいいな、と嫁さんと一緒に。で、出てきたパスタがいまいち。うーん、これは素人の味やね。という話になった。まずこの麺の太さからいまいち。神戸でランチ食べそめてるのもあるが、これはなあという感じになった。そこにおいてある雑誌もおしゃれな市場みたいな感じで高知の市が出ていて、こんな感じやないね、という。雑誌の中にはおしゃれなナチュラルライフみたいに田舎が出ている。嫁さん、こうやって実際田舎でこんな雑誌みてもピンとこないね、という。都会で見ると違うのに。おもしろいこという。まあみようみまねやろうし、お客さんもそんなに要求してないやろ。けっこう客もいる。うーん。けど景色いいから料理がいいと最高やけどねえ。家に帰って母に聞くと、あそこは料理がまずい!有名よね、という。(笑)エー、要求してるやないか。

都会生活が長くなった。甲子園は微妙だが都市圏ではある。田舎のナチュラルライフ、都市から見た田舎はしょせん作った世界だ。雑誌、つまり頭の中の田舎。もともと田舎もんが言ってるから間違いない。田舎がそれにあわせようとしてあわせられない。現実の田舎がずどんとある。派手な看板が国道沿いに立っている。チープなお店もちらほらある。若い世代は都市が憧れるお店を作ろうとしている。料理がまずいのは分かりやすい例だ。頭に体がついていってない状態だろう。ああ、俺も少しそういう傾向に犯されてたなあ、なんて思う。

結局なんもない海岸が好きです。