このごろ

2010 8月2日

暑いですねえ。

実家に帰ると母親が「ほかの女にうつつをぬかしよったらいかんぞね」と必ず釘を刺す。「わかっちゅう!」ととにかく言うことにしているが、実のところなにをわかっているかは怪しいところがある。まあ過去の実績とおやじの二の舞をふまさんとする親心はよくわかるが、結婚は一度しかしていないので知らないことが多い。

この世界にいると若い女性と知り合うことはだんだんと増えてくる。まあこっちもだんだんとおっさんになってきたので、相殺されてゼロみたいな感じだが思うことも変わって来る。若くてただきれいな女性に気持ちの距離感が出てきた。リアリティがないのかなんなのかわからない。もっと内面的な部分でぴんとこないと駄目なんだろ。かといって30代40代の女性と出会うのはもっと少ない。これは主婦業、子育てに忙しい世代だからだろう。そうなると50代以降か20代30代前半の女性が必然的に増えてくる理屈だ。結局年齢に関係なく人間そのものに関心が行くかどうかになってくる。

たまに変な話で20代の女性が40代の妻子もちに告白されたとか聞く。告白されたならわかるけど、告白するとはどういうことだお前。ちゃんちゃらおかしい、顔洗って出直して来い。50の教師が生徒の中学生に一年ストーカーメール送り続けて、何でだ?ときくと好きだったとかいう話も泣きたくなるね。

歳相応に成熟するってのは大事なことだ。いろいろなものを抱きながら気持ちが動くこともある。それでも重ねた世間の抱えるものをかみしめながら残るものもある。そういうものはガキのころはないものだろう。

ああ、思いやりって大事だなあ。