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画家。人を描くことを主体に活動している。インスタレーションなどのダイナミックな展示から小品まで幅広い展示方法が特徴。主にシンプルな素材で力強い作風で描き上げる。近年では様々な手法で新しい表現に挑戦を行なっている。
人と対峙して描く「1×1プロジェクト」を中心に活動。ギャラリー21+葉 ギャラリイK ギャラリー16 gallery wks.など多数で個展。神戸などを中心にライブペイント活動も行う。
2010 4月14日
おかげでよく海に行く。
海は日によって違う。透明度、潮の満ち具合、波の調子。見ていて飽きることがない。今回はおにぎりを持ってきた。やっぱりうまかった。潮干狩りの人たちが多い。ウインドサーフィン、ジェットスキーもいる。空を飛行機が横切る。白い軌跡が青い空に線を引いてゆく。
ウインドサーフィンはのんきに見えて結構大変な力が要る。帆が布じゃない、結構分厚い透明なものなので、腕で帆を張るだけで大変そうだ。風をつかまえれば、角度をつけると結構な勢いで波の上を走る。足も踏ん張ってすごい。
高知の海は砂利や岩の浜が多い。 鯨が来るだけあって遠浅じゃない。波が荒く海が深い。荒波でのんきな気分にはならない。あれはあれで大好きだが、ここはのんびりとしている。鵜が懸命に海の中に首を突っ込んでいる。魚が宙に飛びあがる。あれはなんなんだろう。鯨もそうだな。楽しい!って感じなんかな。とにかく生き物の無邪気な姿は掛け値なしに楽しい。猫でも子供でもそうだ。みんないらいらするのは、人の作った世界ばかりでこういう場所をなくしたからだろう。オホーツクの流氷見ながらうつ病になるとかぴんとこない。まあ、 どうでもいいか・・・。(笑)
先日日本画の古典技法の講師と話した。おかげで今の作品の土の解決法が整理できた。木に土、バーナーで焼いたり。最近岡村桂三郎なんて気になる。だれかさんの影響かな。そう思い海を見る。またちょっと顔が焼ける。ふあー。
ウインドサーフィンのショップでビール売ってたな。もってくるまでもない、あそこで飲もう。コルビジェじゃないけど、海を見ながら作るなんていいか。
もっと長い時間海とすごしたい。
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