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画家。人を描くことを主体に活動している。インスタレーションなどのダイナミックな展示から小品まで幅広い展示方法が特徴。主にシンプルな素材で力強い作風で描き上げる。近年では様々な手法で新しい表現に挑戦を行なっている。
人と対峙して描く「1×1プロジェクト」を中心に活動。ギャラリー21+葉 ギャラリイK ギャラリー16 gallery wks.など多数で個展。神戸などを中心にライブペイント活動も行う。
2010 1月23日
東京にも大阪にも関心がなかったけど、高知に住んでいる頃、松山は憧れの町だった。
高知にはない「そごう」とかあるのが都会だと思ったし、温暖な気泡や風土に憧れた。親戚のしゅんちゃんがかっこいい人でそれも憧れたし「ここに住んだら高知に住めん」とか言うのを聞くと、そうやなあ、と思ったりした。それから何度か訪れることがあった。道後温泉ものんびりして好きだったし、松山城も好きだった。瀬戸内海も土佐の荒波と違ってのんきで美しいものだった。
正岡子規とか夏目漱石とか秋山兄弟とか、やはり愛媛のにおいがする。空気がまあるい感じがする。竜馬や中岡慎太郎とか弥太郎とはえらい違いだ。
あの方言もユーモアがあって好きだ。「ぞなもし」とか「やるけん」とか坊ちゃんの世界だ。「おんしゃあ、なにしよらあ」「あほうぬかすなや」とはぜんぜん違ーう。まあそんな高知に愛はあるけど、まったく違うから憧れるんだろう。しかし本当に住みやすいんじゃないかな。基本的に西日本は住みやすいと思う。四国に住んだ人間にとって東京は寒い。関東平野は山がないので妙に落ち着かない。電車乗って会社行って飲んで寝るだけでそんなもん関係あるか、って?
まあそういわずに。山も海もだいじなもんだよ。
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