いかしてる

2009 11月18日

拓郎にべたぼれして弟子のようになったんが、長渕剛だということは今はあまり知る人もいない。

拓郎の世界から骨をとって感傷的にしたらああなったようだ。私小説だけど拓郎は感傷は否定してるけど、彼は違ったようだ。拓郎が時代から消えていったと同時に長渕はああいうふうにマッチョになっていった。それはやっぱり大きな関係があるんだろう。

篠島というところで拓郎がでかいコンサートをやったときに長渕が出て一斉に「帰れ!」コールを浴びた伝説がある。常に拓郎の影があったんだろう。だから俺もあのころは好きな歌もたくさんあったのに、マッチョになって聞けなくなったのはなにかがあるんだろう。今だから言うけど、オールナイトニッポンもよく聞いたし、好きな歌も多くあった。きさくな隣の兄貴という感じだった。

なにか遠くに行ってしまった気がする。

桑田が「吉田拓郎の歌」を書いたのは驚いた。桑田の中にそんなに拓郎があったことが。桑田は長淵を攻撃する歌も書いてる。長渕が火がつくように怒ったとき、拓郎は「桑田君はぜんぜん悪くない。謝ることない」と言った。いいよな、そういうの。

に出てた会話がいかしてる。

「酔うとすぐ喧嘩で、なぐったりなぐられたり」

笑える。

あ、いいたくなかったけど俺は、吉田拓郎と誕生日一緒です。