他人の知性

2009 10月5日

いやあ30年近く悩んでた肩こりが治った。バンザイ!叫びたいぐらいうれしい。うしろに百太郎でもついてるか?などと言われ続け、駅前のマッサージかダイエーの上か、位の選択肢しか知らんかった俺が馬鹿だった。それはターザンのストレッチ特集だった。なぜか目についてこの雑誌を初めて買った。なんだそういうことか?と。つまり今の人間の生活習慣では動かす部位に偏りが生じる。無理に動かさないと自然にそうなるわけだ。しかもこっちは事故の後遺症で足が悪い。こういう動かし方があるのか?目から鱗でした。狭い自分の行動が習慣化してもろくなことない。

これは知性とか考え方にもあるはずだ。セコい自分の脳みそから出て来るもんなぞ、たかが知れてる。読書が増えてる理由です。

で、「日本の戦争」読んだ。一応整理できた。政府も軍部も負けることは分かっていた。リーダーシップを責任を誰もとれない。軍も宮も自分の保身ばかり。戦争は仕組まれていて踏み切るもなにも、もう選択肢がなかった。一番には日本中が置かれてる状況に対する自覚がなかった。全員が。政府が倒れても別の阿呆が戦争を起こしていただろう。しかし一番の問題は石油が一年半でなくなるのをわかっていて、あんなにも降伏が遅くなったことだ。かんべんしてくれと言いたい。意外なのは当初は言論は結構自由で、新聞は売れるから戦意高揚する記事を書いていたことだ。日本人全体が日清、日露の戦争や満州で欲が出たんだろう。

今度戦争が起こりそうだったら、いち早く逃げて戦争の資源がなくなるまで隠れること。残念ながら一市民にはそんなことしかできそうにありませんな。