怒る

2009 6月22日

嫁さんの会社の話で相談にのることが多い。一応頼りにされてる。その人はこうなんじゃないか?とかいう。経験で一応ものを言うことにしている。割に的確なことが多いらしい。わからないことは、考えても無駄、と言う。当たり前だけど、それが出来ないのが今どきの世間だ。

先日も会社内でヘンなヤツの話が出た。「えらい妄想やろうだな、鬱なんじゃあないか、そいつ」まあそんな相手に手こずってる話があった。彼女がたまたま飲み屋の知り合いに道であってそんな話したら、鬱の人にどう対応したらいいか本があるから貸してあげるよ、とか言われたらしい。セイさんが怒るから、と言って断ったみたいだ。案の定俺は怒った。頭に来て直接その人に言った。「俺はたくさんの本を読んだ。それでもそういうたぐいの本は一冊もない。なんでかわかる?結局本なんて自分の都合のいいようにしか人は読まない!人を理解するのにマニュアルなんてない、経験してゆくしかないの!俺は嫁さんに、人の心を理解するために、本を頼りにしたりそればかり信じるような人間になってほしくない」そんなことを言った。