熱い時代

2009 2月2日

派遣解雇とかでもっと激しく時代が変わる気がしたが、相変わらずだらだらした国だ。解雇された派遣労働者も、自分が悪いんです、とかぬかしやがる。てめえらの意識の問題が一番大きいだろ、これ。すっかり爪をぬかれてぬるくなって自滅だ。

俺は小学生から中学生にかけて校内暴力の時代を体験した。なんか社会的に抗議してるわけじゃねえけど、とりあえずセンコーにむかつく年代だ。いいか悪いか知らないけど俺たちは楽しかった。大学に入ったときは、そういった学生運動に憧れたよ。そういう歳なんだろうな。ちょうど朝まで生テレビなんかやって、広瀬隆の危険な話なんかがベストセラーになって、清志郎が原発反対なんかやってタイマーズやった季節がわくわくさせたのよ。たいして頭良くないけど難しい言葉いっぱい覚えた。社会主義に資本主義。当時導入まじかの消費税の話から、いろいろ激論をみんなで交わして生テレビ見ながらバカヤロー!なんて言いながらテレ朝に電話してた。映研の部長やりながら都内の学生相手にしてるときは、法政大学の赤い垂れ幕がまだ印象的だったな。もうぬるい社会主義の国をわざわざ共産主義にする気はねえけど、あの熱い時代のヒッピー革命、フラワームーブメント、ビートルズ革命みたいな、人間解放の思想は信じているし、そうしたいと思ってる。

だって今は辛気くさくて、かったるくて、馬鹿馬鹿しいだろ!