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画家。人を描くことを主体に活動している。インスタレーションなどのダイナミックな展示から小品まで幅広い展示方法が特徴。主にシンプルな素材で力強い作風で描き上げる。近年では様々な手法で新しい表現に挑戦を行なっている。
人と対峙して描く「1×1プロジェクト」を中心に活動。ギャラリー21+葉 ギャラリイK ギャラリー16 gallery wks.など多数で個展。神戸などを中心にライブペイント活動も行う。
2008 10月21日
ギャラリーにデータを渡した。少し息がつける。ギャラリストにもインパクトがあったみたいでうれしい。
柳家小三治のドキュメントをやっていた。絵描きってのも落語家みたいなところがある。そう思いながらみていた。
一番下からものをみる。人を笑わすには面白くしようとしないことだ。病気になってよかった。鏡を見て稽古などしない、そのかわり人間をみる。観察してるわけじゃない。自然にみている。など、いろいろ響く言葉があった。
落語ってのは駄目な人間ばかり登場する。そして昔から語り継がれて来た噺ばかりで、人がなぜ笑うのか。やっぱり落語家の魅力。人間としての魅力だと思う。人が人の仕草や冗談でなぜ笑うのか。それは心を開いてるからだろう。あるいは笑いが心を開かせる。ゴッホもピカソも人の心を開いた。
ここでおでんを肴に麦焼酎を一杯。一番下からものをみなきゃ駄目なんだなあ。そんな風に思いながら酒を一口。いろいろやって来たが俺は絵描きが原点かな。絵に始まり絵に終わる。
そんな風に思う。
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