胸の穴

2008 9月26日

ソウルで怒りに満ちていたとき、聞きたくなったのが清志郎だ。

あんな無邪気で正直で過激な男を他に知らない。あの子供の叫ぶ声のような歌を聴いたとき癒された。日本に帰ってyou tubeで清志郎を探した。イマジンを唄ってた。そのとき突然佐々木のことを思い出した。

お前と一緒に腐るほど聞いただろ?俺はおまえがいなくなってずっと孤独だった。正確に言えばおまえが作らなくなってずっとだ。ときどきその穴があまりにも大きくて、胸がかきむしられそうになる!気が狂いそうになる。どうしても思い出が消せない。もしかしたら今のお前にも消せない。馬鹿なこと言ってるだろ?そんなことはわかってるけど、俺はときどきどうしようもなくなる。その穴を埋めるために俺は馬鹿なことばかりしてる。

今日は朝まで清志郎を聞いて忘れる。